鉄道橋りょう・高架橋の維持管理

この講座は終了しました

開催日 2018/10/30(火)~10/31(水)
期間 2日
定員 40
開催場所 鉄道総研 国立研究所
受講料 ¥32,400(税込み)

鉄道橋りょう・高架橋における維持管理業務の知識の習得と各種測定および診断の実習を行う講座

受講対象者

鉄道事業者あるいはコンサルタントなど関連業者で鉄道橋りょう・高架橋の維持管理を担当される技術者の方。

目的

鉄道橋りょう・高架橋の維持管理に関する基本的な考え方、測定方法および診断方法を講義します。

目標

鉄道橋りょう・高架橋の維持管理に必要な基礎的知識の取得を目指します。

プログラム

1日目 10/30(火)

09:30~09:50
受付

09:50~10:00
オリエンテーション

10:00~10:50
コンクリート構造物の維持管理

(講義)維持管理標準の概要、健全度判定方法、変状事例、変状調査、材料分析方法(見学)     ※見学(塩化物イオン量の測定,アルカリ骨材反応の測定,EPMA法,骨材の岩種判定) (実習)鉄筋探査、かぶり測定、コンクリートの中性化深さ測定、コンクリート中の塩化物イオン量測定試料採取、 コンクリート強度推定、鉄筋腐食診断、表層品質検査

講師
構造物技術研究部 コンクリート構造研究室

10:50~11:40
コンクリート構造物の変状および調査事例

講師
構造物技術研究部 コンクリート構造研究室

11:40~11:50
休憩

11:50~12:40
鋼構造物の変状事例

講師
構造物技術研究部 鋼・複合構造研究室

12:40~13:20
昼食

13:20~14:10
鋼構造物の検査の着目箇所

14:10~15:00
鋼構造物の塗装

15:00~15:10
休憩

15:10~16:00
橋りょう下部構造物の維持管理

講師
構造物技術研究部 基礎・土構造研究室

16:00~16:10
休憩

16:10~17:30
コンクリート材料の分析(見学)

①塩化物イオンの測定試験 ②EPMA装置の紹介とEPMA面分析方法 "③電子顕微鏡の紹介とアルカリ骨材反応生成物  (ゲル)の分析方法" ④骨材の岩種判定法

講師
材料技術研究部 コンクリート材料研究室

17:30~17:35
移動 研修室へ

2日目 10/31(水)

9:00~9:30
非接触振動計測による橋りょうの調査

(講義)レーザー振動計測の原理、Uドップラー概説、桁たわみ測定手法、固有振動数推定手法

講師
鉄道力学研究部 構造力学研究室

9:30~9:50
実習の概要説明(安全の確認)

講師
構造物技術研究部 コンクリート構造研究室

9:50~10:00
移動

10:00~12:10
コンクリート構造物の維持管理実習

①ドリル法(中性化、塩分)・シュミットハンマー ②アルカリ骨材反応により劣化した供試体の目視観  自然電位による鉄筋腐食測定 ③鉄筋探査・かぶり測定 ④散水試験およびトレント試験による表層品質検査

講師
構造物技術研究部 コンクリート構造研究室 / 材料技術研究部 コンクリート材料研究室

12:10~12:20
移動

12:20~13:20
昼食

13:20~13:30
移動

13:30~15:40
鋼構造物の維持管理実習⑤⑥ / 橋りょうの非接触振動計測実習 ⑦/ 橋りょう下部構造物の健全度診断実習⑧

⑤鋼構造物の変状調査 ⑥鋼構造物の塗膜調査 ⑦Uドップラー ⑧インパクト

15:40~15:50
移動

15:50~16:10
実習のまとめ

講師
構造物技術研究部 コンクリート構造研究室 / 構造物技術研究部 鋼・複合構造研究室

※5 測定システム実習において作業服・安全靴が必要となります。ご準備ください。

■お願い
 ○受付開始時間は9時30分です。(オリエンテーションは9:50から開始致します)
 ○カリキュラムの内容は多少変更する場合がございます。
 ○キャンセルは開講日の2週間前までです。それ以降の受講料の払い戻しは致しません。

■企画
(公財)鉄道総合技術研究所 情報管理部 情報企画

■事務局
(一財)研友社
〒185-0034 東京都国分寺市光町2-8-38
TEL 042-572-7157
FAX 042-572-7190

■会場 (公財)鉄道総合技術研究所
 


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