第12回 鉄道総研講演会 「21世紀の鉄道に向けた研究開発」

鉄道総研講演会

基礎研究の今後の方向

基礎研究部 部長 垂水 尚志


 21世紀においても鉄道が発展を続けるには、利用者の多様化する価値観や社会環境への適合等を考慮し、研究開発を推進する必要がある。解決すべき課題は難度を増しており、現状を打破するためには鉄道固有の現象の解明や新材料・新技術の導入等をめざした基礎研究を促進し、研究開発を活性化しなければならない。鉄道総研の将来計画においても、基礎研究を従前にも増して重視しようとしている。そこで、基礎研究の意義を考え、現行および将来着手する可能性の高い研究課題を紹介するとともに、他分野の研究開発の動向を概観し、今後の鉄道における基礎研究の方向を考える。また、基礎研究を効率的に推進するための方策についても述べる。


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