日本の鉄道事情



わが国の鉄道の営業キロは約27,043キロ(2007年)で、旅客輸送量は約 4,056億人キロ、貨物輸送量は約233億トンキロでした。貨物輸送が主体の多くの国とは異り、旅客中心の高密度輸送を特徴としています。

わが国の鉄道の経営主体としては、JR、地方公共団体、私鉄、第3セクターの4つがあります。輸送の主体である、JRと私鉄について簡単に説明しますと、JRは、1987年の国鉄改革以前は、国有の全国一体の組織でした。この国鉄が、6社の旅客会社と1社の貨物会社等に民営・分割され、現在に至っ ています。

JR旅客会社は、国有鉄道時代の鉄道網を地域的に分割したもので、幹線輸送と都市周辺輸送を担当しています。

民鉄は、主として都市周辺の近距離輸送を担当しています。JRと民鉄の輸送量の比率は概ね、2:1です。

この両者の営業分野の違いは、かつてわが国が国土の開発のため、国自らが 全国の鉄道網の整備を進めた歴史的な背景に基づいており、今日では経営上の 区別はありません。


  「数字でみる鉄道2009年度版」(発行所:財団法人運輸政策研究機構)を参考にして作成


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