第1回 鉄道技術推進センター講演会の開催について

平成15年12月2日
財団法人鉄道総合技術研究所

 財団法人鉄道総合技術研究所(以下、鉄道総研)の鉄道技術推進センターは、下記により第1回「鉄道技術推進センター講演会」を開催しましたのでお知らせいたします。
 講演会のテーマは、構造物の維持管理に関する「鉄道土木構造物の維持管理と変状事例」とし、鉄道総研の研究員が一般講演を行い、平成14年度末から活動を開始したレールアドバイザーによる特別講演が行われました。

1.日   時
東京会場平成15年11月21日(金)13:00 〜 17:00
大阪会場平成15年11月28日(金)13:00 〜 17:00
 
2.場   所
東京会場 弘済会館(東京都千代田区)聴講者数:125名
大阪会場 大阪弥生会館(大阪市北区)149名
 
3.プログラム
開会挨拶
    理事(鉄道技術推進センター長) 白取 健治
 
「コンクリート構造物の変状事例」
構造物技術研究部コンクリート構造研究室主任研究員 谷村 幸裕
 
「鋼橋の変状事例」
構造物技術研究部鋼・複合構造研究室主任研究員 杉舘 政雄
 
「基礎・土構造物の変状事例」
構造物技術研究部基礎・土構造研究室主任研究員 羽矢 洋
 
「トンネルの変状事例」
構造物技術研究部トンネル研究室主任研究員 小島 芳之
 
特別講演「鉄道土木構造物の維持管理」
レールアドバイザー 村上 温
 
閉会
 
司 会 鉄道技術推進センター 次長 棚村 史郎
 
4.特別講演の概要
 村上アドバイザーは、戦前の土木構造物の維持管理方法から、大きく変わった国鉄時代の検査体系の変遷について、自分の在籍中の体験を交えて説明された。また、最近の話題であるライフサイクルコスト(LCC)や、構造物の落下物事故に関する所見を述べられ、大きな災害が生じたときには、担当技術者は苦労も多くピンチであるが、新しい知見を得るチャンスでもあり、維持管理の標語は「ピンチはチャンス」そして「先手必勝」であると述べられました。
 

写真1 開会挨拶を行う白取理事(センター長)
於:大阪会場


写真2 特別講演を行う村上温レールアドバイザー
於:東京会場


写真3 講演会場風景
於:東京会場




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