第13回「超電導磁気浮上式鉄道実用技術評価委員会」の評価を受けて


鉄道総研 コメント

 超電導磁気浮上式鉄道実用技術評価委員会において、平成9年1月の第1回委員会以来、実験計画および開発成果など、数多くの項目について御審議いただいてまいりました。
 平成12年度からの5ヶ年開発計画では、コスト低減などの残された課題に目処をつけるべく、国土交通省の御支援のもと、JR東海、鉄道・運輸機構ともども技術開発を続けてまいりました。
 これらの成果について御審議いただいた本日の委員会で、「実用化の基盤技術が確立した」との評価を賜りました。
 超電導リニア開発の歴史は東海道新幹線の開業よりも古く、当研究所は所内での基礎実験を手始めに、宮崎実験線から山梨実験線へと主たる開発の場を移しながら、長年、研究開発に勤しんでまいりました。
 これらの集大成として、本日、このような高い評価を頂戴したのは大きな喜びと誇りであり、一つの大きな区切りを迎えたとの感慨がございます。
 また、今日までの8年間に渡る山梨実験線での走行試験を無事遂行できましたのは、地元自治体をはじめとする、山梨県民の皆様の御理解と御協力があったからこそと存じております。ここに、厚く御礼申し上げます。





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