「エネルギー回生利用バッテリー駆動型省エネLRV車両の研究開発」について、
NEDO技術開発機構との委託契約を締結しました

平成17年10月5日
財団法人 鉄道総合技術研究所

 財団法人鉄道総合技術研究所(以下、鉄道総研)は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO技術開発機構)の平成17年度新規補助事業に採択された研究開発テーマについて、このたび委託契約を締結しましたのでお知らせします。

1.採択概要
(1)事 業 名:エネルギー使用合理化技術戦略的開発事業(経済産業省からの交付金を原資)
(2)採択課題名:「エネルギー回生利用バッテリー駆動型省エネLRV車両の研究開発」
(3)研究期間:2005年〜2007年(3年間)
(4)研究開発費:4億円を予定
 
2.研究テーマ概要
 鉄道総研では車両の省エネルギー対策の一つとして、架線とバッテリーを協調制御するハイブリッド車両の開発を行ってきました。採択された研究テーマでは、無架線区間走行に必要な基礎技術を確立するため、
 ・小型軽量化と放熱性を両立させた車載バッテリーシステムを構築する。
 ・充電機能と駆動走行機能を一体化したコンパクトな電力変換装置を構築する。
 ・停車中に大電流で急速充電が可能な地上、車載の技術を構築する。
上記要素技術の研究開発を深度化し、それらの技術を集約して実走行確認を行うための、低床車両の開発を行います。

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 本研究開発は、経済産業省からの交付金を原資とし実施する「エネルギー使用合理化技術戦略的開発」事業の一つとして、NEDO技術開発機構の委託契約に基づき実施いたします。



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