鉄道コンクリート構造物の3次元動的解析プログラム
「DARS」を開発しました

平成21年12月8日
財団法人 鉄道総合技術研究所

財団法人鉄道総合技術研究所では、鉄道構造物等設計標準に準拠したコンクリート構造物の3次元動的解析プログラム「DARS」を開発しましたのでお知らせします。

 「DARS(Dynamic Analysis program for Railway Structures)」は、鉄道構造物等の設計に用いられている鉄道構造物等設計標準・同解説(コンクリート構造物 平成16年改訂)、鉄道構造物等設計標準・同解説(耐震設計 平成11年制定)に準拠したプログラムです。
 本プログラムは、鉄道ラーメン高架橋を対象とし、簡便に3次元モデルを構築して耐震性能の照査を行うことができます。3次元の動的解析が行えるため、従来の2次元モデルでは評価できなかった、地震時にねじれなどの複雑な挙動が生じる構造物も評価できるようになりました。また、2次元モデルでは、モデル化の際に荷重の事前計算が必要でしたが、3次元でモデル化することによりこれが不要となり、作業の手間が軽減できます。
 本プログラムは、株式会社構造計画研究所との共同開発で、12月15日より販売を開始する予定です。



写真 地震時に複雑な挙動を生じるラーメン高架橋の例と「DARS」の画面例


【ソフトウェア販売に関するお問い合わせ】
株式会社構造計画研究所
〒164-0011 東京都中野区中央4-5-3 耐震技術部
TEL:03-5342-1138/E-mail:dars@kke.co.jp
・エンジニアリング営業部 TEL:03-5342-1147
・大阪支社 TEL:06-6226-1231
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