「構造物(設計・解析)技術交流会」を開催しました

公益財団法人鉄道総合技術研究所(以下、鉄道総研)は、鉄道構造物の設計・施工関連の業務に携わる方々を対象とした「構造物(設計・解析)技術交流会」を下記により開催いたしましたのでお知らせします。

今回の技術交流会には、鉄道事業者を中心に52社、約120名の方に参加いただきました。交流会では、構造物技術研究部長 舘山 勝による「<概説>構造物におけるシミュレーション技術」をはじめ6件の講演と鉄道総研の関連特許技術の紹介、ならびに構造物の設計・解析技術に関する展示を行いました。

1.開催日時平成23年6月24日(金)13時30分から16時50分
2.場  所鉄道総研 国立研究所 講演:研修室 / 展示:リフレッシュコーナ
3.プログラム

●講演
開会挨拶事業推進室 営業課長遠藤 三郎
 「<概説>構造物におけるシミュレーション技術」

構造物技術研究部長舘山  勝
 「線区全体の耐震性評価シミュレータと適用例」

構造物技術研究部 耐震構造研究室 研究員坂井 公俊
 「構造物の地震時挙動解析シミュレータと適用例」

構造物技術研究部 コンクリート構造研究室 主任研究員田所 敏弥
 「粒子法による地盤流動解析シミュレータと適用例」

構造物技術研究部 基礎・土構造研究室 主任研究員篠田 昌弘
 「鉄道沿線の地盤・建物振動解析シミュレータと適用例」

構造物技術研究部 建築研究室長伊積 康彦
 「駅構内旅客流動シミュレータと適用例

構造物技術研究部 建築研究室 副主任研究員山本 昌和
 「関連特許技術の紹介」

情報管理部 知的財産 主査松尾  純
閉会挨拶事業推進室 事業企画課長佐藤  豊
●展示
  1. (1) 耐震設計プログラム(JRSNAP)
  2. (2) RC構造物設計プログラム(VePP,DARS)
  3. (3) 粒子法による地盤流動解析
  4. (4) 鉄道沿線建物の振動・騒音予測
  5. (5) 駅構内の旅客流動シミュレーション
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写真「鉄道沿線の地盤・建物振動解析シミュレータと適用例」
について講演する 建築研究室長 伊積 康彦
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写真「粒子法による地盤流動解析」について展示会場で解説する
基礎・土構造研究室 研究員 阿部 慶太