「車両技術交流会 −安全で快適な車両を目指して−」を
開催しました

公益財団法人鉄道総合技術研究所(以下、鉄道総研)は、鉄道車両関連の業務に携わる方々を対象とした「車両技術交流会 −安全で快適な車両を目指して−」を下記により開催いたしましたのでお知らせします。

今回の技術交流会には、鉄道事業者を中心に46社128名の方にご参加いただき、車両構造技術研究部長 佐々木君章による「安全で快適な車両に向けた関連技術」をはじめ8件の講演と、鉄道車両に関する3件の試験装置の見学を行いました。

1.開催日時平成24年10月5日(金)13時15分から17時35分まで
2.場  所鉄道総研 国立研究所 研修室(講演会)、各試験棟(見学会)
3.プログラム

●講演会
 (1) 開会の挨拶/「安全で快適な車両に向けた関連技術」
車両構造技術研究部長佐々木君章
 (2)「車体弾性振動に対する実用的な制振性能向上手法」

車両構造技術研究部 車両振動研究室長富岡 隆弘
 (3)「車輪踏面損傷(熱き裂)の発生限界と対策」

材料技術研究部 摩擦材料研究室 副主任研究員半田 和行
 (4)「車両の軸受損傷(電食)への対策」

車両制御技術研究部 駆動制御研究室 主任研究員廿日出 悟
 (5)「横風に対する鉄道車両の転覆限界風速評価方法」

車両構造技術研究部 車両運動研究室長日比野 有
 (6)「車輪ダメージを軽減する弾性構造型合成制輪子」

車両制御技術研究部 ブレーキ制御研究室 副主任研究員嵯峨 信一
 (7)「台車枠疲労損傷評価」

車両構造技術研究部 車両強度研究室 主任研究員八木  毅
 (8)「関連特許技術の紹介」

情報管理部 主査坂本 義雄
●見学会
  1. (1) 振動試験装置
  2. (2) 6軸HILS対応試験装置
  3. (3) 台車旋回性能試験装置
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写真 「安全で快適な車両に向けた関連技術」について講演する
車両構造技術研究部長 佐々木君章
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写真 6軸HILS対応試験装置について見学会場で解説する
車両運動研究室 副主任研究員 遠竹隆行