車体上下支持特性改善の研究

車体支持装置の計算モデルを確立し、特性改善を図ることにより、車両の乗り心地を改善する研究をしています。

車体を上下方向に支持している空気ばねには、車体の高さをある範囲内に保つ高さ調整弁等から成る高さ調整装置と左右の空気ばねの内圧を一定範囲内に保つ差圧弁が備わっています。空気ばね、高さ調整弁および差圧弁はまとめて車体上下支持装置と呼ばれ、図1に示すようなっています。本研究室では各要素の特性を把握して車体支持装置の計算モデルを確立し、車体上下支持装置の特性改善を図り、車両の乗り心地の改善につなげる研究をしています。

図1 車体上下支持装置

これまでに空気ばね単体の特性確認試験(図2)を実施し、非線形モデルの整合性について検討しました。その結果、空気ばねの減衰特性は粘性減衰や速度2乗減衰ではなく、速度の1.7乗に比例するとした場合のモデルが測定結果とよく一致することが分かりました(図3)。

図2 空気ばねの加振試験
図3 実験値と計算値の比較(自由加振)

参考文献

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