鉄道構造物等の3次元耐震性能照査プログラム(DARS)

鉄道構造物等設計標準に準拠した3次元耐震性能照査プログラムです。下図のように、駅部などでみられる不整形なラーメン高架橋や重量分布が異なる構造物は、ねじりをともなう3次元的な挙動となることがわかっています。このような構造物を設計する場合には、地震時における3次元的な挙動を十分考慮する必要があります。

DARS(Dynamic Analysis program for Railway Structures)は鉄道ラーメン高架橋を3次元の骨組にモデル化し、設計地震動による構造物の応答値を算定するとともに、構造物の線路方向、線路直角方向の耐震性能の照査を行うことができます。また、従来の耐震性能照査プログラム(AscaRs)で用いられていた2次元でのモデル化も可能です。

構造物の応答値の算定は次の2通りの方法で行うことができます。

①静的非線形解析+非線形スペクトル法による応答値算定
②動的非線形解析法による応答値算定

さらに、DARSではAscaRsでの機能に加え、CADライクな入力による効率的・直観的な形状入力や、クリック&ドロップによる断面・使用材料の配置等の入力支援、高架橋の構造一般図から読み取れるレベルの値を入力するのみで、剛域などを考慮した複雑なモデルの自動生成機能などを有しており、煩雑なモデル作成、入力データのチェックの時間を短縮することができます。

本プログラムは(公財)鉄道総合技術研究所と(株)構造計画研究所との共同開発によるものです。

不整形なラーメン高架橋の例
DARSの入出力画面例
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