RRR工法
RRR工法とは、面状補強材(ジオテキスタイル)と剛壁面を用いて、盛土のり面を鉛直に構築する工法です。本工法で構築された盛土は、1995年の兵庫県南部地震でも高い耐震性能を示しました。
本工法の特徴は、以下の通りです。
- 剛性の高い壁面を有しているので拘束効果が高く、完成後の変形を小さく抑えることができます。
- 従来の盛土に比較し、用地が大幅に縮小できます。
- 大型機械を用いないので、狭あいな場所でも施工できます。
- 比較的短い補強剤で済むため、経済的です。
- 盛土材の適用範囲が広く、発生土も有効に利用できます。