導電塗料・光ファイバを用いたトンネル変状監視

導電塗料・光ファイバを用いて、トンネル覆工面全体のひび割れやはく落の発生を検知するトンネル変状監視を開発しました。

1.導電塗料

導電塗料を用いたトンネル変状監視とは、トンネル覆工面に導電材料を塗布するとともに、通電させ、この電気抵抗の差を計測することでひび割れ、はく落の発生を検出するものです。

2.光ファイバ

光ファイバを用いたトンネル変状監視とは、トンネル覆工面に光ファイバを設置し、ブリルアン散乱光のひずみ依存性を利用して連続的なひずみ分布を遠隔監視(BOTDR)することでひび割れ、はく落発生の検出、ひずみの測定を行うものです。これまで、トンネルの定期検査間のひび割れ監視、近接施工時の監視、載荷実験のひび割れ観測などに用いられております。

図1 導電塗料の原理
図2 ひび割れ検知システムの設置イメージ
図3 施工状況
図4 光ファイバの原理
図5 設置状況

参考文献

  1. 橘直毅、仲山貴司、千葉卓也、西村司:導電材料を用いたひびわれ検知システムの開発、コンクリート工学年次論文集、Vol.29、No.3、pp.1639-1644、2007
  2. 伊藤裕昌、小島芳之、六車崇司、佐野力、山浦剛俊:トンネル覆工変状監視への光ファイバ計装システムの適用性研究、トンネル工学研究論文、Vol.10、pp.245-250、2000
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