直流低圧大電流試験装置

この試験装置は、直流数百A~1万Aまでの電流を自在に作り出すことができます。特に、電力ケーブルやレールといった抵抗値の低い部材に大電流を長時間課電する際に威力を発揮します。

1.概要

この試験装置は、直流数百A~1万Aまでの電流を自在に作り出すことができます。 特に、電力ケーブルやレールといった抵抗値の低い部材に大電流を長時間課電する際に威力を発揮します。 これまで、光CTの特性確認試験や、レールボンド溶接部の通電電流—温度特性試験、トロリ線溶断試験などさまざまな試験を実施してきました。

2.特徴

この装置は、受電盤・誘導電圧調整器・変圧器・整流器から構成されています。 受電した交流 6,600V を降圧・整流することで、直流 20V・10,000A を得ることができます。 また、誘導電圧調整器を操作することにより、試験中においても電流値を調整できます。 本試験装置の全体を図1に示します。 レールボンドの電流—温度特性試験を行った際の試験の様子を図2に示します。

図1 直流低圧大電流試験装置
図2 レールボンドの電流—温度特性試験状況

3.主要諸元

受電: 交流 6,600V
誘導電圧調整器: 二次側電圧 4,620V ~ 8,580V
変圧器: 二次側 21.5V / 14.0V / 10.5V(無電圧タップ切換)
整流器: 容量 200kW
直列接続時の直流出力: 40V 5,000A(1時間;最大出力), 3,000A(4時間)
並列接続時の直流出力: 20V 10,000A(1時間;最大出力), 5,000A(5時間)

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