橋上ロングレールの解析

橋上ロングレールの性能照査に用いる応答値の解析手法を構築しており、設計検討に用いることが可能です。

1.橋上ロングレールの設計

ロングレールを橋梁上に敷設する場合、温度変化に応じて橋桁が伸縮するため、レールと桁との間に軌道長手方向の力が作用することになります。そのため、「鉄道構造物等設計標準・同解説(軌道構造)平成24年1月」には、橋桁との相互作用を考慮した静的構造解析を行ってレール軸力を計算し、温度変化の作用によるレール軸力、破断時開口量および伸縮継目の伸縮量の照査を行い、縦抵抗力としてとるべき値や伸縮継目の設置位置などを含めて設計することが定められています。

2.解析手法の開発

本研究室では、橋上ロングレール設計時の各照査項目の応答値を解析する手法を構築しており、性能照査が可能です。照査の結果、限界値を上回る場合には、敷設するための条件についてさらに検討します。また、各照査項目の限界値についても研究開発を進めています。

図1 レール軸力の計算例

参考文献

  1. 鉄道総合技術研究所編:鉄道構造物等設計標準・同解説(軌道構造)、丸善出版、2012.01
  2. 片岡宏夫、柳川秀明:水平力分散型支承を用いた橋上ロングレールに関する検討、土木学会第53回年次学術講演会、Ⅳ-440、pp.880-881、1998.10
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