改良形接着絶縁レール

接着絶縁レールの長寿命化を図るため、高流動性接着材およびテフロンシートにより耐剥離・耐腐食性を向上した改良形接着絶縁レールを開発しました。

1.はじめに

接着絶縁レールは開発後約30年が経過し、現在では新幹線・在来線を問わず使用され、絶縁継目部の保守省力化に貢献しています。本研究では、さらなる接着絶縁レールの長寿命化を図るため、高流動性接着材およびテフロンシートにより耐剥離・腐食性を向上した改良形接着絶縁レールを開発しました。

2.改良形接着絶縁レールの概要

ガラス繊維の層間にテフロンシートを挟み込み、接着層とレール面および継目板面の剥離を防止しています。また、絶縁チューブと継目板のボルト穴の間に接着材を充填して雨水の侵入を妨げ、鉄の腐食を防止しています。

実用性能の検証および長期信頼性の確認を目的として、営業線へ敷設した改良形接着絶縁レールの追跡調査を行い良好な結果を得ています。現在、導入から7年が経過しており、敷設範囲が広がっています。

図1 接着絶縁レールの断面図
図2 ボルト穴内部および接着層の改良
図3 従来品の接着層の状態(敷設2年後)
図4 改良形の接着層の状態(敷設2年後)

参考文献

PAGE TOP