分岐器の弾性支持化に対する評価手法

分岐器の弾性支持化に伴うレール変位や輪重変動の変化等をシミュレーションにより評価する手法を開発しました。

1.概要

分岐器の保守削減の方法の一つに弾性支持化がありますが、その効果を検証する方法がありませんでした。そこで本研究では、分岐器種別、部材支持条件等を容易に変更できる分岐器走行シミュレーションモデルを構築して、分岐器の弾性支持化に伴うレール変位や輪重変動の変化等をシミュレーションにより評価する手法を開発しました。

2.特徴

本モデルは、モデル作成画面に分岐器形状を入力することで自動作成が可能です。また、レール・まくらぎ物性値、レール・まくらぎの支持ばねも要素毎に設定可能です。

レール変位や輪重だけでなく、レール支持ばねやまくらぎ支持ばねに作用する力から、レール圧力やまくらぎ下面圧力を求めることも出来ます。

本シミュレーションモデルを用いることで、分岐器を弾性支持化した際の事前評価が可能となります。

図1 分岐器走行シミュレーションモデル
図2 モデル作成画面

参考文献

  1. 新版軌道材料編集委員会:新版 軌道材料、鉄道現業社、2011年5月
  2. 土木学会:衝撃実験・解析の基礎と応用、丸善株式会社、2004年3月
  3. 須田征男、長門彰、徳岡研三、三浦重:新しい線路、日本鉄道施設協会、1997年3月
  4. 日本機械学会:鉄道車両のダイナミクス、電気車研究会、1994年12月
  5. 佐藤吉彦、梅原利之:線路工学、日本鉄道施設協会、1987年2月
  6. 加藤八洲夫:レール、日本鉄道施設協会、1978年1月
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