レール傷のき裂進展試験法

レールシェリングからのレール頭部の横裂やレールの継目穴からの傷を想定した、実物大レールを用いたき裂進展試験法を開発しました。

1.はじめに

レール傷の適切な管理は安定輸送を確保する上で重要な課題です。レール検査業務の適正化を目的として、レールシェリングからのレール頭部の横裂やレールの継目穴からの傷を想定した、実物大レールを用いたき裂進展試験法を開発しました。本試験法により、レール傷の進展速度を調べることができます。

2.横裂進展試験法

レール曲げ疲労試験機を用いてレール長さ方向の軸力を与えた状態で鉛直載荷を行うことにより、実態に即したレール頭部横裂の進展試験を行うことができます。

3.レール継目部の継目穴からのき裂進展試験法

レールに継目穴をせん孔し、人工傷を加工した供試体の4点曲げ試験を行うことにより、列車通過時の発生応力を想定した継目穴からの傷の進展試験を行うことを可能としました。

図1 横裂進展試験法
図2 横裂による破断面
図3 荷重の繰返し数と横裂深さの関係の例
図4 継目穴からのき裂進展試験法
図5 継目穴からのき裂による破断面
図6 継目穴の応力振幅とき裂進展速度の関係

参考文献

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