レール削正によるシェリングの予防

シェリングを再現した室内試験を行い、レール削正の効果を明らかにしました。

1.はじめに

現在、新幹線および在来線においてしばしば発生しているレールシェリングの発生を抑制するためには、予めレールの頭頂面を削正し、繰り返し列車荷重を受けて疲労しているレールの表層部分を取り除くことが効果的です。したがって、本研究ではシェリングを再現した室内試験を行い、必ずしも定量的には明らかではなかった削正効果を明らかにしました。

2.削正効果

削正周期が通過トン数5,000万トン毎の場合、0.06mm程度の削正の場合は累積通過トン数2億トン、同様に0.08mm程度の削正の場合は累積通過トン数4.5億トン程度、そして0.10mm程度の削正を施した場合には累積通過トン数8億トン程度までシェリングの発生を抑制できることが分かりました。

図1 室内試験から得られたレール削正効果
図2 レールシェリングの概要
図3 試験で再現したシェリング
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