限界雨量に基づく盛土・切土の危険度評価手法

盛土や切土の崩壊危険性を崩壊の危険性が高まる雨量(限界雨量)を求めることによって評価する手法を開発しました。

本手法は、鉄道沿線の盛土・切土のり面がどの程度の降雨量まで耐えられるか(限界雨量)を、のり面の条件(高さ、勾配等)から評価するものです。

本手法の特徴は以下のとおりです。

  • 評価の対象とする斜面・のり面の限界雨量は、時間雨量と連続雨量の組み合わせによるグラフ上に曲線で示されます。
  • のり面防護工(格子枠工や張ブロック工など)の施工の効果を限界雨量で比較できます。
  • 本手法を適用する際のデータ入力や評価作業を効率的に行うためのプログラム(斜面評価プログラム)が作成されています。

本手法を利用することにより、のり面の降雨に対する耐力が降雨量換算で得られ、降雨に対する弱点箇所を抽出する際などに参考にすることができます。

図1 データ入力画面の例
図2 限界雨量算出結果例

参考文献

  1. 国土交通省鉄道局監修、鉄道総合技術研究所編:鉄道構造物等維持管理標準・同解説(構造物編) 土構造物(盛土・切土)、丸善、p.108-115、2007
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