駅構内作業計画作成支援システム

紙面を使って作成している構内作業計画を、コンピューターで作成できるシステムを開発しました。

1.概要

紙面を使って作成している構内作業計画を、コンピューターで作成できるシステムを開発しました。 このシステムでは、担当者の操作による計画作成機能だけでなく、計画自動提案機能、計画内容のチェック機能など豊富な機能を備えていますので、効率的に構内作業計画を作成することが可能になります。

2.主な機能

  • 従来、担当者が紙面上で行っていた作業を、コンピューターの画面上で行えるようにしました(図1)。使用番線の変更、作業時刻変更などが簡単な操作で指定できますので、効率的に構内作業計画を作成できます。また、作業計画作成の準備作業として、時刻表から当該駅の列車運転時刻と番線を、また車両運用表から折返し列車を読み取り、紙面上に転記する必要がありましたが、列車ダイヤ作成支援システム、車両運用計画作成支援システムと連携させることで、この作業が不要になります。
  • 豊富なチェック機能により、計画中の間違いを見つけることができます。これにより、ミスのない作業計画を作成することが可能です。さらに、チェック用データを生成するプログラムも準備しています。
  • 計画作成に関わる条件を変更したときの計画を自動提案する機能を備えています。例えば、ダイヤ改正で列車運転時刻や車両運用が変更になった、行楽期に臨時列車が設定された、駅構内設備改良で番線が撤去された等の条件を入力し、その条件に応じた作業計画を作成させることができます。また、条件を変えたシミュレーションを繰り返すことで、より効率的な作業計画を作成することが可能です。
  • 自動提案機能では、車両の動きだけでなく、駅要員の動きや休憩時間も考慮した計画を作成することが可能です。
  • 作成した計画は、構内作業ダイヤ図、作業手順表などの帳票として出力できます(図2)。

図1 構内作業計画作成画面例
図2 構内作業ダイヤ図出力例

3.効果等

  • 自動提案機能により、構内作業計画案を迅速に作成できます。
  • ダイヤ改正時だけでなく、日々のダイヤ変更に合わせた構内作業計画も作成することが可能です。
  • 構内改良計画の検討作業にも活用できます。

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参考文献

  1. 福留健二、平早水智之、福村直登、佐藤和久、河西良:駅・車両基地構内作業計画作成支援システム、第43回鉄道サイバネ・シンポジウム論文集、No.816、2006
  2. 福村直登、富井規雄:計算機により構内作業計画を自動で提案する、RRR、Vol.63、No.9、pp.14-17、2006.09
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