小間隙補修用合成樹脂てん充材MACH

MACHは、スラブ軌道のCA(セメントアスファルト)モルタル層の補修用に開発された高性能液状合成樹脂です。

合成樹脂てん充材MACHは、新幹線に多く採用されているスラブ軌道のCA(セメントアスファルト)モルタル層の小間隙補修用に開発された高性能液状合成樹脂です。主な成分は、メタクリル酸などの液状樹脂と炭酸カルシウム(粉末)で、低温時においても低粘度高流動性や即硬化性が発揮できるよう配合量が調整せれています。このため、雨水が滞留する1mm程度の隙間(小間隙)やき裂に対しても、ポンプによる強制注入に頼らず、注入が行えます(図1)。CAモルタル層の小間隙補修では、CAモルタル層の周囲に木枠を設けた後、上部の注入口よりロートを使って、液状樹脂を注入していきます。10℃ を下回る冬場の施工でも、注入から30分程度で樹脂は固まり、短い夜間での施工が行えます。 軌道スラブてん充層の小間隙補修用以外の用途でも、短まくらぎ支持部の目地補修、踏切ブロック定着時の隙間補修などに用いられています。

図1 小間隙補修用合成樹脂てん充材MACHの注入イメージ

参考文献

  1. 鈴木実、安藤勝敏、御船直人:スラブ軌道補修用合成樹脂てん充材 -小間隙補修用高性能液状樹脂の開発-、RRR、Vol.55、No.7、pp.10-13、1998.07
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