オイルシール密封性能試験装置

鉄道車両の車軸軸受用オイルシールの密封性や耐久性等を評価するための回転試験装置です。

1.概要

鉄道車両の車軸軸受用オイルシールの密封性や耐久性等を評価するための回転試験装置です。潤滑油側または大気側に圧力を加える、または潤滑油を加熱するなど油漏れを促進する厳しい条件で試験を行うことができます。本試験装置の外観を図1に、構成を図2にそれぞれ示します。

図1 試験装置の外観
図2 試験装置の構成

2.特徴

本試験装置は以下に示す特徴を有しています。

  • 新幹線電車の車軸軸受用オイルシールにも対応できるよう高速の回転試験ができます。
  • 同時に2つまでのオイルシールの試験ができます。
  • 潤滑油側または大気側を加圧することにより、列車のトンネル通過時やすれ違い時に発生する圧力変動を模擬できます。
  • 潤滑油を加熱することにより、現車の軸箱の潤滑油温度を模擬できます。
  • 回転速度と加圧力は手動運転または自動運転の切替えができ、自動運転ではプログラム入力によりパターン運転・加圧を行うことができます。

3.主要諸元

  • 最大回転速度: 3,500min-1(520km/h走行相当[車輪径φ790mmの場合])
  • 最大加圧力: 0.1MPa
  • 潤滑油加熱温度: 室温~120℃で任意設定

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参考文献

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