移動式μ(ミュー)テスタ

車輪踏面もしくはレール頭頂面上を一定のすべり率で移動しながら摩擦係数を測定できる実験装置を開発しました。

1.はじめに

車輪摩擦係数測定装置μ(ミュー)テスタを発展させ、車輪踏面上もしくはレール頭頂面上を設定した一定のすべり率で移動しながら摩擦係数を測定することのできる実験装置を開発しました。

2.外観・構成

本装置の外観を図1に示します。本装置は測定部と固定治具からなっており、固定治具(アタッチメント)を交換することにより、車輪踏面(図2)やレール頭頂面(図3)を測定することができます。

図1 移動式μテスタの外観
図2 移動式μテスタによる在姿車輪測定
図3 移動式μテスタによるレール頭頂面測定

3.特徴

本装置は以下のような特徴をもっています。

  • 測定長(約100mm)で平均処理するため安定したデータが得られます。
  • 表面付着物の影響を感度良く捉えることができます(図4)。

図4 移動式μテスタによる油分影響測定例
(等価摩擦係数:一定のすべり条件下における接線力・法線力比)

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参考文献

  1. 飯田浩平、前橋栄一、西山幸夫、葛田理仁、田中雄大:車輪転がり摩擦係数測定装置の開発、第16回鉄道技術連合シンポジウム(J-RAIL2009)講演論文集、pp.737-740、2009
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