小型低騒音風洞

供試体に風を吹かせる装置で、供試体から発生する空力音、供試体に働く空気力、供試体まわりの圧力や流速の測定をします。

1.装置概要

この風洞は車両まわりの空気の流れを研究するための実験装置です。本来、車両は静止した空気中を走行するものですが、風洞実験では逆に考えます。すなわち、風洞実験装置によりつくられた空気の流れの中に、静止した車両模型を置くことにより、現象を再現します。実験の目的に応じて、開放型と密閉型の2つの測定部が使用できます。

2.特徴

車両の高速化により、車両が風を切る音(空力音)が問題となっています。空力音の研究のためには、暗騒音(研究対象以外の音)が小さくなくてはなりません。小型低騒音風洞は、空力音の研究のために、暗騒音を低くする工夫がなされています。

小型低騒音風洞を用いて、空力音の研究や車両まわりの非定常流れの研究を進めています。

図1 開放型測定部
図2 密閉型測定部
図3 車両に加わる空気力の測定
図4 粒子画像流速測定法(PIV)

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参考文献

  1. (鉄道総研の実験設備13)小型低騒音風洞、RRR、Vol.60、No.11、pp.35、2003.11
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