視覚障害者誘導用ブロックの敷設(配置)方法

駅における視覚障害者誘導用ブロックの敷設ルールを提案しました。その内容は国土交通省のガイドラインに反映されています。

視覚障害者誘導用ブロックは、すでに多くの駅ホームに敷設され、視覚障害者のホームからの転落事故を防止する役割を担っています。しかしながら、駅ホーム上のブロックは、ホームの形状やホーム上の構造物などの事情に合わせて様々に敷設されているのが実情であり、利用者である視覚障害者はもちろんですが、敷設する鉄道事業者もブロックの敷設方法(配置方法)の一元化を求めているという背景があります。

そこで、実際の利用者である視覚障害者の協力を得て様々な実験を行い、駅ホーム上のブロックの敷設方法(配置方法)の検討を進めています。

これまでに実施した各種の実験には、のべ人数で100人を超える視覚障害者の皆さんにご協力いただきました。これらの方々は、実際に白杖を使って単独で鉄道を利用している全盲の方々です。

これまでの研究の成果は、「誘導警告ブロック改善検討会(委員長:末田統教授、主催:交通エコロジー・モビリティ財団)」における審議を経て、公共交通機関の施設整備の目安となる指針である「公共交通機関旅客施設の移動円滑化整備ガイドライン(平成13年8月、平成14年12月追補版)(監修:国土交通省総合政策局交通消費者行政課)」に反映されました。

本研究は、交通エコロジー・モビリティ財団殿からの委託研究、および、国土交通省補助金を受けた「鉄道施設・設備のユニバーサルデザイン化に関する研究」として実施されました。

図1 島式ホームのブロック配置例
(島式ホームを上から見た図)
図2 鉄軌道駅プラットホーム縁端警告用内方表示ブロック
(ホーム縁端警告ブロック)

参考文献

PAGE TOP