生物工学研究室

Biotechnology

磁界の生物影響評価、鉄道空間の衛生評価、及び動植物害対策

生物工学研究室では、鉄道環境で発生する変動磁界が生物に与える影響の評価、鉄道空間の衛生評価に関する手法の開発、動植物害の防止に関する研究などを行っています。

2017年度の主な取り組み計画(人間科学ニュース2017年5月号)

研究開発

磁界が生物に与える影響

鉄道環境で発生する磁界の安全性を検証するため、磁界が生物に与える影響を評価しています。周波数として、静磁界~中間周波磁界を対象に、主に細胞を用いた評価を行っています。

旅客設備のにおい評価

旅客設備のにおいの特性を、化学分析・微生物調査・意識調査を用いて調べています。それらの結果を元に、総合的な評価を実施します。

空気中の微生物検知技術の研究

人の目では見ることができない、空気中のカビ、細菌、花粉などの微細粒子の検知とその生物種の迅速判定技術の開発を目指しています。

駅構内の緑化に関する研究

駅コンコースなどの快適性の向上を目的として、主に植物の香りの効果を利用した緑化手法の開発を目指しています。快適性の評価では、心理的・生理的指標を取り入れています。

車両接近時の鹿の行動調査

鹿との衝撃事故対策のため、線路周辺の鹿の行動調査や侵入防止柵等の鹿対策の効果検証を行いました。

実験設備

磁界曝露試験設備

中間周波や定常~中間周波数までの強い磁界を発生させ、恒温恒湿状態で生物や機器に対する影響評価等の試験を行うことができます。

分析装置

揮発性有機物の分離分析とにおいの情報収集を同時にできる装置や、元素の種類や量を調べる装置を保有しています。

におい実験装置

サンプルから空気中に放出した微量の揮発性化合物を、外気の影響を受けることなく採取するための装置です。カビや細菌によって放出されるにおい成分や、材料から放出する揮発性化合物の分析に使用します。

生物解析装置

細胞や微生物の状態解析、遺伝子解析、顕微鏡観察などが可能な装置です。主に磁界の生物影響評価や環境微生物の解析に用います。

植物培養室

人工的な閉鎖空間で植物を培養するための装置です。空調、照明、灌水をコントロールすることができます。

PAGE TOP