強磁場発生装置(超電導磁石)

浮上式鉄道用超電導磁石をベースとした装置で、浮上式鉄道車両が作り出す磁場を再現した環境での試験に活用できます。

浮上式鉄道用超電導磁石をベースとした強磁場発生装置です。励磁電源により超電導コイルを励磁する電流を変えることで、装置表面においてゼロから約1テスラにわたる広範囲の静磁場を発生することが可能であり、浮上式鉄道用地上コイルの電磁加振試験用静磁場源として用いる等、様々な試験に活用することができます。

特徴

・この超電導磁石には、幅500mm、長さ1070mmのレーストラック形状の超電導コイルが2個、1350mm間隔で配置されており、正面左側がS極、右側がN極となります。
・超電導コイルは、1個単独でも励磁できます。
・励磁通電用電流リードに高温超電導電流リードを採用することで、電流リードのヘリウムガス冷却は不要になっており、励磁作業の省力化、信頼性向上を実現しました。
・付属冷凍システムにより、寒剤の補給無しで長時間にわたる強磁場連続発生が可能です。
・空間磁場強度は、計算値および実測値によって確認できます。

図1 強磁場発生装置(超電導磁石)外観

参考文献

  1. 小方正文、長嶋賢、岩松勝、井上明彦、宮崎佳樹、超電導磁石への高温超電導バルク体電流リードの適用、鉄道総研報告、Vol.20、No.8、pp.11-16、2006.8
  2. 小方正文:超電導磁石への高温超電導バルク体電流リードの適用、第198回鉄道総研月例発表会要旨、2007.02
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