8.現行ATSと互換性のある車上速度照査式ATSシステム | |||
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現行のATS-Sx(SN,ST,SW等)では、乗務員による確認扱い後は自動列車停止機能が解除され、その後の運転誤りに対しては防護できないという問題を抱えています。また、福知山線列車脱線事故を契機として、曲線部等での速度超過防止対策が求められていますが、ATS-Sxでは、その制御に限界があります。これらの問題を解決するため、現行ATS-Sx機能に車上−地上間デジタル情報伝送機能を付加し、車上速度照査の実現により保安度を高めた新しいATSシステム(ATS-Xと仮に呼んでいます)を開発し(図1)、試作装置(図2)を用いた現車試験により実用性を検証しました。 RTRI ホーム > 研究・開発 > 主要な研究開発成果(2005年度) > I 安全性・信頼性 |