設備公開

(東京開催)

試験設備を10:00から16:30の間で公開いたします。都合のよい時間にお越しください。なお、設備によっては、時間を決めてご説明、実演をさせていただくものがございます。詳細は以下の設備公開スケジュールをご確認ください。

U1:⾼速⾞両試験台

⾞両の⾛⾏状態を定置で再現する装置です。最高速度500km/hまでの高速走行が可能で、実際の軌道変位を反映した走行環境を再現することができます。

U2:ブレーキ性能試験機

鉄道車両の実物大車輪やブレーキディスクを用いて、ブレーキ特性や車輪とレールの粘着に関する試験を行う装置です。500km/hまでの走行を模擬できる他、雨天や積雪などを想定した試験を行うことができます。

U3:大型降雨実験装置

日本でも最大級の降雨実験装置であり、1時間あたり300mmまでの降雨を長時間にわたって再現することができます。降雨実験装置内の土槽には最大高さ5mの模型盛土が構築可能です。

U4:車両用空気ばね実験装置

車両用空気ばねを3次元に加振することができる装置です。曲線走行中などの複雑な空気ばねの動きを模擬し、その時に空気ばねが発生する力を測定することができます。

U5:車両用ダンパ試験装置

車両用ダンパを3次元に加振することができる装置です。車両が走行する際のダンパの動きを模擬し、その時にダンパが発生する力を測定することができます。

U6:高速回転試験装置

車上と地上との間で信号・情報などの伝送を行う設備の、性能確認試験を行うための装置です。回転する装置の先端と地上にアンテナを取り付けて回転させることによって、最高速度400km/hまでの車両走行を模擬することができます。

U7:大型振動試験装置

震度7クラスの実地震動の模擬や実車両台車の水平2次元加振が可能な試験装置です。最大変位振幅±100cm、最大加速度2Gの加振を行うことができます。

U8:燃料電池ハイブリッド電車

水素を燃料とし、走行に伴う排出物が水だけとなる、クリーンな燃料電池ハイブリッド車両の実験車です。客室空間を確保し、電車並みの加速性能を実現します。