2019年度鉄道設計技士試験 鉄道土木における誤採点について(お詫び)
2020年8月19日
鉄道設計技士試験事務局
2019年度鉄道設計技士試験 鉄道土木における誤採点について(お詫び)
2019年10月27日(日)に実施した鉄道設計技士試験におきまして、試験区分「鉄道土木」に誤採点のあったことが判明いたしました。関係の皆さまにご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げますとともに、下記のとおりご報告いたします。
1.誤採点の概要
鉄道土木 専門試験Ⅰ 問2では以下の設問を出題し、③については正答が「〇」のところ、「×」として採点してしまいました。
問2
次の文章は、土壌汚染対策法について述べたものである。正しい記述には〇を、誤った記述には×を解答欄に記入しなさい。
① 土壌汚染対策法は、土壌の特定有害物質による汚染の状況の把握に関する措置及びその汚染による人
の健康に係る被害の防止に関する措置を定めること等により、土壌汚染対策の実施を図り、もって国
民の健康を保護することを目的としている。
② 特定有害物質とは、鉛、砒(ひ)素、トリクロロエチレンその他の物質(放射性物質を除く。)であ
って、それが土壌に含まれることに起因して人の健康に係る被害を生ずるおそれがあるものとして政
令で定めるものをいう。
③ 土壌汚染対策法が対象とする土壌汚染には、人の活動に伴って生ずる土壌の汚染だけでなく、自然的
原因により有害物質が含まれる土壌の汚染も含まれる。
④ 土地の形質の変更であって、その対象となる土地の面積が環境省令で定める規模以上のものをしよう
とする者は、当該土地の形質の変更に着手する日の十日前までに、環境省令で定めるところにより、
当該土地の形質の変更の場所及び着手予定日その他環境省令で定める事項を都道府県知事に届け出な
ければならない。
⑤ 都道府県知事は、汚染の除去等の措置を講ずることが必要な区域を指定するときは、環境省令で定め
るところにより、その旨を公示しなければならない。
2.受験者への対応
問2③の採点をし直しましたが、合否判定への影響はございませんでした。