(社)日本騒音制御工学会から環境デザイン賞受賞
平成 14年 5月27日
財団法人鉄道総合技術研究所
財団法人鉄道総合技術研究所は、北海道旅客鉄道株式会社殿と連名で、平成13年度社団法人 日本騒音制御工学会* 環境デザイン賞を受賞しましたのでお知らせいたします。
受賞件名は「学園都市線におけるフローティング・ラダー防振軌道工事**」で、都市環境、住環境、作業環境等の音環境の快適性向上のための計画・実施事例及びこれらに関する研究・技術開発を対象とした内容で評価を受けたものとなります。
なお、表彰は平成14年5月22日(水)(於:神楽坂エミール:東京都新宿区赤城元町)の年次通常総会で行われ、同学会会長(京都大学名誉教授)高木興一氏から、北海道旅客鉄道株式会社鉄道事業本部工務部工事課構造エンジニアリング副課長松田洋一氏、財団法人鉄道総合技術研究所鉄道力学研究部主管研究員涌井一に表彰状が手渡されました。
* 事務局:東京都国分寺市 平成14年4月末現在会員数:1,259名
** 鉄道総研が開発した丸型防振装置式フローティング・ラダー軌道をJR北海道殿の学園都市線の一部に導入頂き、従来軌道と比較する環境評価試験を実施したところ、振動の値が従来のものより大幅に低減され、優れた環境性能を有す事が確認された。この事が評価され、本技術を導入頂いた事業者と、開発を行った鉄道総研が受賞する事となった。
2001年(上記以外) |
| 国道3号線における新型遮音壁防音工事 | :国交省北九州国道事務所、
東京製綱 |
| 名古屋高速道路都心環状線高架部(明道町地区)
のTMDを利用した低周波音対策工事 | :名古屋高速道路公社、
オリエンタルコンサルタンツ |
| 弾性バラスト軌道による騒音低減対策 | :JR東日本 東京工事事務所 |
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2000年 |
| 在来線における環境対策の実施 | :JR西日本 |
| 東名阪自動車道特殊吸音ルーバーの環境対策工事 | :日本道路公団東名古屋工事事務所 |
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1999年 |
| JR小倉駅ビルにおける列車などの振動や固体音対策 | :JR九州、鉄道総研、
トーニチコンコンサルタント、
鹿島建設 |
| 地下空間の音環境を考えた高山祭りミュージアム | : 飛島建設、飛騨庭石 |
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写真 JR北海道 学園都市線に敷設された
フローティング・ラダー軌道(写真左)と丸形防振装置
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