「IMPACT研究会」を開催しました

平 成 15 年 3月3日
財団法人 鉄道総合技術研究所

 財団法人鉄道総合技術研究所は、構造物の維持管理業務に携わる方々を対象とした「IMPACT研究会」を下記により開催しましたのでお知らせいたします。

 今回の研究会は、衝撃振動試験による橋梁下部工の健全度診断システム「IMPACT」に対するご理解を一層深めて頂くことを趣旨として行われ、JR各社、民鉄、道路関係公団、コンサルタント会社等から108名が参加されました。
 研究会においては、衝撃振動試験の理論、「IMPACT」の有効活用法、新規開発予定の「IMPACTV」の紹介などが行われました。「IMPACTV」は無線LAN技術を応用してセンサと本体をつなぐケーブルを省略できることが特長で、これにより現地試験時の仮設作業が大幅に省力化されます。


1.開催日時平成15年2月27日(木)13時00分から17時00分
2.場   所財団法人鉄道総合技術研究所 国立研究所
3. プログラム
  開会のご挨拶構造物技術研究部長村田 修
衝撃振動試験概要(1)構造物の振動測定および固有振動数の算出
基礎・土構造研究室研究員稲葉 知明
衝撃振動試験概要(2)固有値解析を用いた躯体剛性および地盤ばね定数の同定
基礎・土構造研究室副主任研究員澤田 亮
現場の声(1)近畿日本鉄道株式会社における衝撃振動試験の活用法
近畿日本鉄道株式会社赤井 知明
現場の声(2)知っておくと便利な試験ノウハウのご紹介
株式会社 テス次長臼井 勝
必要固有振動数算定プログラムのご紹介
基礎・土構造研究室主任研究員羽矢 洋
高架橋の地震による損傷度判定に関する研究(高架橋総合管理システムの作成)
潟Wェイアール総研エンジニアリング副社長西村 昭彦
橋梁下部工健全度診断用計測器「IMPACTV」の開発について
基礎・土構造研究室主任研究員羽矢 洋
閉会のご挨拶事業推進室長野口 達雄



写真:研究会開会の挨拶を行う村田修 構造物技術研究部長



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