| 1. | 日 時:平成15年3月25日(火)18時から | 
| 2. | 場 所:東京ステーションホテル「藤の間」(東京駅 丸の内駅舎内) | 
| 3. | 発足式の式次第: 
 
|  | 開会 |  |  | 発足経緯報告 | 
 | 鉄道総研 理事 推進センター長 山田隆二 |  
|  | 委嘱状の交付 |  |  | 理事長挨拶 | 
 | 鉄道総研 理事長 副島廣海 |  
|  | 来賓挨拶、乾杯 | 
 | 企画協議会* 議長 東京大学大学院 教授 家田 仁 |  
|  | <歓談> |  |  | 閉会 |  |  | *) | 企画協議会とは、推進センターの円滑な運営を図るために推進センターに置かれている。協議会の委員(25名以内)は鉄道総研会長が委嘱し、推進センター長は協議会の協議結果を尊重して推進センターの運営を行うものとされている。 |  | 
| 4. | 出席者 開会
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| 5. | レールアドバイザー制度の趣旨 | 
|  | 推進センターは、鉄道の安全・安定輸送、近代化・合理化等の推進のために新しい技術の開発・導入、従来技術の継承がますます重要になっていることから、鉄道事業者、鉄道関連企業等が会員となり、協調連携の基に会社、技術分野の垣根を越えて共通する技術課題を解決する場として種々の事業を展開、成果を挙げてきた。 しかし、鉄道を取り巻く経営環境は厳しく、十分な技術者の確保と技術力の維持が大きな課題となりつつあり、とりわけ中小鉄道事業者会員からは、この面からの技術支援が強く求められている。
 推進センターは、このような状況に鑑み、会員に対する技術支援策として、レールアドバイザー制度を創設することとした。本制度は、各技術の分野で深い知見と豊富な実務経験を有する優れた鉄道技術者をレールアドバイザーとして登録し、鉄道事業者等に対して技術的なサポートを行うとともに、推進センターが実施している各種事業について技術面から助言を頂く。
 また、レールアドバイザーを鉄道界に広く公開することにより、会員からの依頼に基づいて技術的課題に対するアドバイス等の活動も期待される。
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| 6. | レールアドバイザーの活動 
 
| (1) | 中小鉄道事業者会員を対象にした推進センター活動の技術支援における訪問アドバイス |  | (2) | 推進センター活動に対する意見交換 |  | (3) | 会員の依頼に基づく調査、技術的アドバイス等 |  | なお、(1)および(2)の活動はボランティアを基本とする。 |  | 
| 7. | レールアドバイザー名簿 
| 氏 名 | ふりがな | 技術分野 |  | 村上 温 | むらかみあつし | 土木施設 |  | 小山内政廣 | おさないまさひろ | 土木施設 |  | 大浦 泰 | おおうらやす | 電気施設 |  | 村山 恒男 | むらやまつねお | 電気施設 |  | 平林 義章 | ひらばやしよしあき | 車両 |  | 杉崎 淳 | すぎさきじゅん | 車両 |  | 中西 昭夫 | なかにしあきお | 運転 |  | 関口 満一 | せきぐちみつかず | 運転 |  | 石田 彰 | いしだあきら | 路面電車 |  | 
| 8. | 理事長挨拶の要旨 | 
|  | 皆様ご承知のとおり、鉄道をとりまく環境は厳しさを増しており、厳しい合理化と効率化を余儀なくされています。このため鉄道会社の技術の空洞化、世代間の承継難の問題が顕著になっており、特に中小の鉄道会社においては、深刻な技術者不足の問題に直面しています。 鉄道総研は、電話・ファックスによる技術支援を行ってきましたが、さらに色々の支援の仕組みが必要と考え、「分かり易い教育用教材の整備」、「現地調査を含む技術支援の充実」などに新たに取り組んでいます。
 その中で最も期待されるものが、各技術分野での知見、経験が優れていると見られている方々に直接アドバイスをいただける人材ネットワークであり、本日レールアドバイザー制度として発足させていただきました。
 皆様の活躍が期待されている場は、総研という立場では中小鉄道会社への訪問アドバイス、分野を越えた技術的意見交換ですが、大きな目で見ますと個々の鉄道会社などが抱える技術課題をその会社が個別に皆様に相談して解決出来ることが多々あるのではないかと思います。
 鉄道総研としては鉄道界のため一層の努力をする所存ですが、レールアドバイザー制度が今後一層充実発展しますことを期待して私の挨拶とさせていただきます。
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