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平成15年度入社式について 
 
平 成 15 年 4月 1日財団法人 鉄道総合技術研究所
 
 財団法人鉄道総合技術研究所は、下記により平成15年度入社式を行いましたのでお知らせいたします。
記 
 
| 日  時: | 平成15年4月1日(月) 10時から |  | 場  所: | 財団法人鉄道総合技術研究所内 大会議室 |  | 列 席 者: | 副島理事長、戸澤専務理事、秋田専務理事、 山田理事、垂水理事、岡本理事、河田監事、
 稲見総務部長、河津経理部長、荻野情報・国際部長、
 内田研究開発推進室長、野口事業推進室長、澤田浮上式鉄道開発本部長
 |  | 採用職員: | 17名(博士2名、修士13名、学部2名) |  | 式 次 第: | @開式 A辞令交付
 B理事長あいさつ
 C平成15年度採用職員代表あいさつ
 D閉式
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| 世の中は相変わらず不景気、リストラ、大型合併、外資に依る大企業の吸収など大変な時期である。
 鉄道の世界は、山谷を経て今日を迎えている。一時期、鉄道の時代は終わったと言われたこともあったが、新幹線の成功を契機に、日本を始め世界にも鉄道は再認識されたが、対抗交通機関との競争、景気の低迷などで再び厳しい時代があった。今、「環境」「エネルギー」などで第二のリバイバル、またサバイバルの時期を迎えている。鉄道に身を置くものとして、鉄道を立派にしなければ、自分の力で発展していかないといけない。一方では、独自に発展してきた各交通機関が「各交通機関は協調・協力・共生する時代」といわれている。キーワードとして「シームレス」「ボーダーレス」「バリアフリー」「インターモーダル」などと言われている。各交通機関が助け合い、協力しながらいいものを作り上げていくこと。そういう時代だからこそ、技術開発で鉄道総研に期待される所は大きい。
 今、鉄道総研では「実用化のための技術開発」「将来指向の技術開発」「基礎研究」を三つの柱として在来方式鉄道の技術開発に取り組んでいる。しかし、鉄道総研の置かれている環境は厳しい。JRの幾つかは研究機関を持っており、いい意味での「協調」「役割分担「競争」があり、鉄道総研の存在意義を世の中に見せていかなければいけない。そのためにも早く立派な研究者、よい意味での「看板研究者」になって欲しい。そのためには、自分の得意分野を構築することが必要である。研究のプロフェッショナルとしての地位を1日も早く確立をして欲しい。
 仕事に浸かってしまうと「おかしい」と思っても諦めてしまうことが多くなる。「おかしい」と思ったことを「追求する熱意」「根気」を忘れないで欲しい。また、「常識のモノサシが狂わないように」。今後、「知識」「経験」で判断することがほとんどだが、企業人として常識をベースにして行動して欲しい。
 これから環境が変わる。健康に留意し、忙しい中にリラックスできる時間を見つけて、メリハリのある生活を送って欲しい。
 |   鉄道総研 平成15年度入社式
 
 
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