平成21年度入社式について

平成21年 4月 3日
財団法人 鉄道総合技術研究所

 財団法人鉄道総合技術研究所は、下記により平成21年度入社式を行いましたのでお知らせいたします。

日    時: 平成21年4月1日(水) 11時から
場    所: 財団法人鉄道総合技術研究所内 大会議室
列  席  者: 理事長 垂水尚志、専務理事 稲見光俊、専務理事 内田雅夫、
理事 熊谷則道、理事 市川篤司、理事 河合篤、監事 中村安宏、
企画室長 西江勇二、総務部長 澤井潔、経理部長 渡邊和由、
情報管理部長 田中幹夫、研究開発推進室長 高井秀之、
事業推進室長 小西真治、鉄道技術推進センター長 鈴木節雄
新規採用職員: 20名(博士3名、修士17名)
主な出身大学:東京大学、京都大学、東京工業大学、筑波大学
式  次  第: @開式
A辞令交付
B理事長挨拶
C平成21年度採用職員代表挨拶
D閉式

理事長挨拶要旨

 昨年の内定式で皆さんとお会いした時、私は専務理事の立場であったが、先ほどの理事会で理事長に選任された。この意味で、私も皆さんと同期生のフレッシュマンである。一方、国鉄に39年前に入った研究者の先輩という立場でもあるので、私の経験から、三つのことをお願いしたい。
 まず、なるべく早い段階で鉄道事業に貢献できる“よいテーマ”を見つけて取り組むことである。皆さんはすでに修士論文・博士論文を書き、研究者としてのスタートを切っている。自信を持って、あわてずによい課題を見つけて欲しい。この時に大事なことは、お客さまの目線を失わず、ご利用いただく側の立場で何が大切かを考えることである。
 二点目は、あまり自分の分野にとらわれず、部外の人、あるいは専門外の人とも幅広く交流を持つということである。部内外でよい研究成果を出している人は社交的な人がほとんどで、広い付き合いの中で刺激を得つつ、自らも刺激を与えている。もっとも身近な交流の場として、母校との付き合いは大切にしていただきたい。
 もう一点は、趣味を持つことである。これから、公私共に難しい問題に直面する機会が出てくるが、気分を切り替え、新たな気持ちで取り組めるようにすることが大切である。
 予想以上に研究以外の業務が多いと感ずるかもしれないが、自分の携わる仕事のすべてが逞しい研究者になるプロセスであると認識し、信じて進めば必ず新しい展望が開けると思う。いろいろ難しい状況下であるが、お互いに力を合わせて逞しい研究者集団づくりを推進していこう。


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写真: 鉄道総研 平成21年度入社式で挨拶する
理事長 垂水 尚志




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