平成22年度入社式について

平成22年 4月1日
財団法人 鉄道総合技術研究所

 財団法人鉄道総合技術研究所(以下、鉄道総研)は、下記により平成22年度入社式を行いましたのでお知らせいたします。

日      時: 平成22年 4月1日(木) 10時から
場      所: 鉄道総研内 大会議室
列  席  者: 理事長 垂水尚志、専務理事 稲見光俊、専務理事 内田雅夫、
理事 熊谷則道、理事 市川篤司、理事 河合篤、監事 中村安宏、
企画室長 木谷日出男、総務部長 澤井潔、経理部長 渡邊和由、
情報管理部長 田中幹夫、国際業務室長 後藤浩一、事業推進室長 小西真治、
鉄道技術推進センター長 鈴木節雄、鉄道国際規格センター長 田中裕
新規採用職員: 19名 (博士4名、修士14名、学士1名)
式  次  第: @ 開式
A 辞令交付
B 理事長挨拶
C 平成22年度採用職員代表挨拶
D 閉式
理事長挨拶要旨
 入社式を迎えたみなさん、おめでとう。昨年10月の内定式では、すぐに論文のまとめ作業に入り、時間があれば必要に応じて論文を推敲すること、周囲の人のやり方を観察すること、そして今後の経済状況を自分なりに考えてみることの三つをお願いした。これらは、今後のみなさんにとっても重要で、特に最初の早くまとめるということは、制約された時間の中で成果を出していくという意味で非常に重要となる。
 経済状況の見通しは、多少明るくなっているものの、鉄道の運輸収入見通しは依然として厳しいものがある。また、グローバル化に伴ってわが国が海外の影響を受ける機会が増え、種々の課題も出てくるであろう。このような中、本日より、鉄道総研の新基本計画「RESEARCH 2010 〜鉄道の持続的発展を目指して〜」をスタートさせた。みなさんの新鮮な力を借りて、推進していきたいと思っている。そのために、今後、以下の二つのことについて心がけていただきたい。
 まず、鉄道事業に貢献できる課題を見つけることである。日常業務をしっかりこなしつつ、そこから課題を探索し、利用者の視点で鉄道のあるべき姿を見つめてもらいたい。二点目は、いろいろなことに好奇心を持ち、外の世界の人との交流を深めることである。初心をいつまで持続させるか、あるいは、これをより高めるかがこれからの研究所生活で重要になるだろう。母校の会合などにも積極的に参加し、先生や仲間との情報交換をお勧めしたい。
 鉄道総研で業務に従事するようになると、研究以外にもいろいろな種類の業務を担当することとなるだろうが、蓄積していく様々な経験は、たくましい研究者を養成するのに必須と考えている。
 厳しい状況は続くが、自信を持って、力を合わせて前進していこう。
写真 : 鉄道総研 平成22年度入社式で挨拶する理事長 垂水 尚志



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