「関西地区技術交流会」を開催しました

財団法人鉄道総合技術研究所(以下、鉄道総研)は、関西地区の鉄道事業者、ならびに鉄道事業に関連する業務に携わる方々を対象とした「関西地区技術交流会」を下記により開催いたしましたのでお知らせします。

関西地区技術交流会は、関西地区での開催を希望される鉄道事業に携わる方々の声にお応えして平成17年から開催しており、今回で7回目の開催を迎えました。

今回の技術交流会には、2日間で230名以上の方にご参加いただき、鉄道総研の研究成果ならびに開発技術についての講演と鉄道総研の関連特許技術の紹介を行うとともに、展示会場では開発した機器やパネルの展示、プログラムのデモ等による紹介を行いました。

1.開催日時 平成22年10月28日(木) 9時30分から16時
        29日(金) 9時30分から16時
2.場  所 天満研修センター(大阪市北区)
3.プログラム

@ 10月28日(木) 【分野 構造物・防災・軌道・環境】

●講演
開会挨拶 事業推進室長 小西 真治
 「仮土留め鋼矢板を利用した新設基礎と既設基礎補強の開発」

構造物技術研究部 基礎・土構造研究室 副主任研究員 西岡 英俊
 「駅施設の構造評価」

構造物技術研究部 建築研究室 副主任研究員 山田 聖治
 「慣性正矢軌道検測装置」

軌道技術研究部 軌道管理研究室 主任研究員 矢澤 英治
 「車輪/レール摩擦緩和システム(FRIMOS)」

材料技術研究部 摩擦材料研究室 研究員 深貝 晋也
 「転動音・構造物音の統合的な予測手法と対策効果の評価」

環境工学研究部 騒音解析研究室長 長倉  清
 「石積壁の耐震対策工」

防災技術研究部 地盤防災研究室 主任研究員 太田 直之
 「構造物診断用非接触振動測定システム(Uドップラー)」

鉄道力学研究部 構造力学研究室 主任研究員 上半 文昭
 「関連特許技術の紹介」

情報管理部 知的財産 主査 松尾  純
閉会挨拶 事業推進室 営業課長 遠藤 三郎
●展示

(1) 鉄道構造物の耐震設計プログラム(JRSNAP)

(2) 駅施設の構造評価

(3) RC高架橋の3次元性能照査プログラム(DARS)

(4) 帯板接着工法 −トンネルの内面補強工法−

(5) 慣性正矢軌道検測装置

(6) 橋上および分岐器介在ロングレールの軸力解析

(7) マイクロラボックス

(8) 転動音・構造物音の統合的な予測手法と対策効果の評価

(9) トンネル微気圧波の予測と対策

(10) 石積壁の耐震対策工

(11) 早期検知用地震計を用いた地震防災システム

(12) 鉄道における緊急地震速報の活用

(13) ラダー軌道

(14) トンネルスキャナー

(15) 車輪/レール摩擦緩和システム(FRIMOS)

(16) 構造物診断用非接触振動測定システム(Uドップラー)

(17) 保守区向け勤務計画自動作成システム


A 10月29日(金) 【分野 車両・電気・信号通信・運輸】

●講演
開会挨拶 事業推進室長 小西 真治
 「在来線車両用中ぐり車軸と超音波探傷装置」

車両構造技術研究部 車両強度研究室 副主任研究員 牧野 一成
 「電車の消費エネルギー評価システム(ECOES)」

車両制御技術研究部 動力システム研究室 主任研究員 近藤  稔
 「パンタグラフの風洞試験」

鉄道力学研究部 集電力学研究室長 池田  充
 「衝突事故時の車内の乗客挙動シミュレーション」

人間科学研究部 人間工学研究室長 小美濃 幸司
 「効果的な安全活動を推進するための支援技術」

人間科学研究部 安全性解析研究室 主任研究員 宮地 由芽子
 「紫外線検出式離線測定装置」

電力技術研究部 電車線構造研究室 副主任研究員 早坂 高雅
 「鉄道用地上デジタル放送受信品質評価システム」

信号通信技術研究部 通信研究室長 川ア 邦弘
 「関連特許技術の紹介」

情報管理部 知的財産 主査 松尾  純
閉会挨拶 事業推進室 営業課長 遠藤 三郎
●展示

(1) 在来線車両用中ぐり車軸と超音波探傷装置

(2) 電車の消費エネルギー評価システム(ECOES)

(3) パンタグラフの風洞試験

(4) 摩擦・摩耗・潤滑の評価試験

(5) 衝突事故時の車内の乗客挙動シミュレーション

(6) 列車運行・旅客行動シミュレーションシステム

(7) 鉄道の需要予測

(8) 効果的な安全活動を推進するための支援技術

(9) 電車線の架設精度診断と架設指針

(10) 紫外線検出式離線測定装置

(11) 変電所周辺の磁界測定評価

(12) 交流き電変電所の診断

(13) 電力貯蔵装置

(14) 高さ調整を自動化した減摩器

(15) 鉄道用地上デジタル放送受信品質評価システム

(16) 鉄道信号システムの安全性評価

(17) 二次元コードを利用した運賃収受システム

(18) 運転曲線作成システム(Speedy)

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写真 転動音・構造物音の統合的な予測手法と対策効果の評価
について講演する 騒音解析研究室長  長倉 清