「構造物(耐震化技術)技術交流会 −首都直下型地震に備える−」
を開催しました

公益財団法人鉄道総合技術研究所(以下、鉄道総研)は、鉄道の構造物技術関連の業務に携わる方々を対象とした「構造物(耐震化技術)技術交流会 −首都直下型地震に備える−」を下記により開催いたしましたのでお知らせします。

今回の技術交流会には、鉄道事業者を中心に58社、165名の方に参加いただきました。交流会では、構造物技術研究部長 舘山 勝による「鉄道の震災復旧・復興に向けた技術提案」をはじめ8件の講演と、鉄道構造物の耐震化技術に関する6件の展示を行いました。

1.開催日時平成24年7月13日(金)13時20分から17時20分
2.場  所鉄道総研 国立研究所 講演:研修室/展示:111会議室
3.プログラム

●講演会
    開会の挨拶専務理事市川 篤司
 (1) 「鉄道の震災復旧・復興に向けた技術提案」

構造物技術研究部長舘山  勝
 (2) 「鉄道路線の地震時安全性の簡易評価法の提案と適用例」

構造物技術研究部 耐震構造研究室 副主任研究員井澤  淳
 (3) 「構造物の地震時挙動解析シミュレータ」

構造物技術研究部 コンクリート構造研究室 主任研究員田所 敏弥
 (4) 「ピボット支承を有する旧式橋梁の耐震性評価と簡易補強法」

構造物技術研究部 鋼・複合構造研究室 主任研究員池田  学
 (5) 「既設山岳トンネルの耐震対策工の効果とその選定」

構造物技術研究部 トンネル研究室 主任研究員野城 一栄
 (6) 「線路上空建築物の方杖型制振ダンパによる耐震補強」

構造物技術研究部 建築研究室 主任研究員山田 聖治
 (7) 「補強盛土(GRS)一体橋梁の開発」

構造物技術研究部 基礎・土構造研究室 主任研究員小島 謙一
 (8) 「既設盛土(NRS)一体化橋梁の開発」

構造物技術研究部 基礎・土構造研究室長神田 政幸
●展示会
  1. (1) 特殊条件を考慮可能とした耐震設計プログラム JRSNAP
  2. (2) RC構造物設計プログラムVePP・DARS
  3. (3) 地震後の橋脚の健全度診断手法IMPACT-W
  4. (4) シートパイル基礎
  5. (5) アーチサポート工法
  6. (6) トンネル覆工帯板接着工法
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写真 「鉄道の震災復旧・復興に向けた技術提案」について講演する
構造物技術研究部長  舘山 勝
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写真 「地震後の橋脚の健全度診断手法IMPACT-W」について展示会場で解説する
基礎・土構造研究室 主任研究員  篠田 昌弘