「鉄道総研技術フォーラム2012(大阪開催)」を開催しました

公益財団法人鉄道総合技術研究所(以下、鉄道総研)は、「鉄道総研技術フォーラム2012(大阪開催)」を下記により開催いたしましたのでお知らせします。

鉄道総研では、関西地区での情報交換の場として平成16年度から平成23年度まで「関西地区技術交流会」を開催していましたが、今年度は、毎年8月に鉄道総研国立研究所で開催している「鉄道総研技術フォーラム」と同様の内容で、関西地区において鉄道総研の研究成果および活動をより積極的に発信する場としました。

今回の「鉄道総研技術フォーラム2012(大阪開催)」は、「エネルギー問題に関する鉄道総研の取り組み」をメインテーマとして開催しました。関西地区の鉄道技術関係者を中心に365名の方にご参加いただき、「エネルギー問題」と「安全性向上」に関する5件の講演と、メインテーマに関する10件をはじめとする合計45件の成果展示を行いました。

1.開催日時平成24年11月28日(水)10時30分から17時30分まで
平成24年11月29日(木)9時30分から15時30分まで

2.場  所ホテルグランヴィア大阪(大阪市北区) 20階

3.プログラム
 ●講演会(平成24年11月28日(水)14時00分から16時30分まで)
   「技術フォーラム開催のご挨拶」

    専務理事市川 篤司
 (1)「エネルギーの高効率な利用に関する鉄道総研の取り組み」

    電力技術研究部長奥井 明伸
 (2)「車両消費エネルギーの算定手法開発とその低減に関する最近の取り組み」

    車両制御技術研究部 駆動制御研究室長山本 貴光
 (3)「高温超電導磁気軸受を用いたフライホイール蓄電装置」

    浮上式鉄道技術研究部長長嶋  賢
 (4)「P波による精度の高い震央位置推定および効果的なS波警報手法」

    防災技術研究部 地震防災研究室長山本 俊六
 (5)「運転士の異常時対応能力向上プログラムの実用システム」

    人間科学研究部 人間工学研究室長 小美濃幸司
   「講演会の閉会ご挨拶」

    事業推進室長佐藤 和敏
 ●展示会

メインテーマ「エネルギー問題に関する鉄道総研の取り組み」に関する10件をはじめとする車両、構造物・防災、軌道、電力・信号・情報技術、環境、人間科学などに関する合計45件の成果展示

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写真 「鉄道総研技術フォーラム2012(大阪開催)」講演会の様子
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写真 「鉄道総研技術フォーラム2012(大阪開催)」成果展示の様子