「構造物技術交流会」を開催しました
- 平成25年10月9日
- 公益財団法人鉄道総合技術研究所
公益財団法人鉄道総合技術研究所(以下、鉄道総研)は、鉄道の構造物技術関連の業務
に携わる方々を対象とした「構造物技術交流会 −既設構造物の診断と補修補強−」を下
記により開催いたしましたのでお知らせします。
今回の技術交流会には、鉄道事業者を中心に74 社、222 名の方に参加いただきました。
交流会では、構造物技術研究部コンクリート構造研究室 渡辺健による「PC 桁の部分補強
工法」など6 件の講演と、ミニセッションとして講演者と参加者による意見交換を行うと
ともに構造物技術に関する6 件の展示を行いました。
記
1.開催日時 | 平成25年10月3日(木)13時30分から17時00分 |
2.場 所 | 鉄道総研 国立研究所 講堂 |
3.プログラム |
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●講演会 |
(1) 開会の挨拶 |
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事業推進室長 | 佐藤 和敏 |
(2) 「PC 桁の部分補強工法」 |
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構造物技術研究部 コンクリート構造研究室 副主任研究員 | 渡辺 健 |
(3) 「コンクリート構造物の長寿命化を図るための診断と補修技術」 |
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材料技術研究部 コンクリート材料研究室長 | 上田 洋 |
(4) 「鋼鉄道橋の変状調査・対策に関わる受託事例」 |
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構造物技術研究部 鋼・複合構造研究室長 | 杉本 一朗 |
(5) 「橋梁下部工・土留め健全度診断システム「IMPACT W」」 |
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構造物技術研究部 基礎・土構造研究室 副主任研究員 | 中島 進 |
(6) 「山岳トンネルの変状に対する補強工法選定法」 |
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構造物技術研究部 トンネル研究室 主任研究員 | 野城 一栄 |
(7) 「関連特許技術の紹介」 |
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情報管理部 主査 | 坂本 義雄 |
(8) 「鉄道構造物の維持管理技術に関する動向」 |
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構造物技術研究部長 | 舘山 勝 |
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●ミニセッション |
- (1) 高靭性セメントボードを用いた高欄改修工法
- (2) コンクリート構造物の長寿命化を図るための診断と補修技術
- (3) 既設鋼鉄道橋の合成構造化
- (4) セル状補強材と地山補強材によるのり面補強工「RRS 工法」
- (5) トンネル覆工の内面補強法「FRP 帯板接着工法」
- (6) 橋梁下部工・土留め健全度診断システム「IMPACT W」
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- 写真 「コンクリート構造物の長寿命化を図るための診断と補修技術」について講演する
コンクリート材料研究室長 上田 洋

- 写真 ミニセッションの様子
中央:セル状補強材について説明する基礎・土構造研究室 副主任研究員 松丸貴樹