「電力技術交流会」を開催しました

公益財団法人鉄道総合技術研究所(以下、鉄道総研)は、鉄道の電力技術関連の業務に携わる方々を対象とした「電力技術交流会」を下記により開催いたしましたのでお知らせします。

今回の技術交流会には、鉄道事業者を中心に54社、172名の方に参加いただきました。交流会では、鉄道力学研究部長 池田 充による「架線・パンタ系電車線設備の動的挙動予測と状態監視」など7件の講演と、ミニセッションとして講演者と参加者による意見交換を行うとともに電力技術に関する7件の展示を行いました。また、技術交流会開催に先立ち実験設備見学会も行いました。

1.開催日時平成25年10月18日(金)14時30分から17時40分
2.場  所鉄道総研 国立研究所 講堂
3.プログラム

●講演会
 (1) 開会の挨拶

       事業推進室長佐藤 和敏
 (2) 「架線・パンタ系電車線設備の動的挙動予測と状態監視」

       鉄道力学研究部長池田  充
 (3) 「鉄道用電力設備の状態監視」

       電力技術研究部 き電研究室 副主任研究員赤木 雅陽
 (4) 「電車線路設備の耐震対策」

       電力技術研究部 電車線構造研究室長清水 政利
 (5) 「電気鉄道における磁界測定評価」

       電力技術研究部 き電研究室 副主任研究員森田  岳
 (6) 「集電系材料の疲労寿命の評価」

       電力技術研究部 集電管理研究室長菅原  淳
 (7) 「C/C複合材製パンタグラフすり板とトロリ線の摩擦・摩耗特性」

       材料技術研究部 摩擦材料研究室 副主任研究員久保田喜雄
 (8) 「関連特許技術の紹介」

       情報管理部 知的財産課長早勢 祥子
 (9) 「電力技術の将来展望」

       電力技術研究部長兎束 哲夫
●ミニセッション
  1. (1) 架線・パンタ系電車線設備の動的挙動予測と状態監視
  2. (2) 鉄道用電力設備の状態監視
  3. (3) 電車線路設備の耐震対策
  4. (4) 電気鉄道における磁界測定評価
  5. (5) 集電系材料の疲労寿命の評価
  6. (6) C/C複合材および新潤滑材を適用したパンタグラフすり板
  7. (7) 鉄道用電力設備の計測技術
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写真 「電力技術の将来展望」について講演する
電力技術研究部長 兎束 哲夫
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写真 ミニセッションで「C/C複合材および新潤滑材を適用したパンタグラフすり板」について解説する
材料技術研究部 摩擦材料研究室 研究員 宮平 裕生