6. 電気機関車用パンタグラフすり板 | |||||
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新形式直流電気機関車では、使用パンタグラフ数の減少により1パンタグラフの集電電流が増加し、すり板への電気的負荷が増大しています。このため電気機関車用として従来使われていた焼結合金製すり板材(高速用すり板)では摩耗が激しく、検修上の負担が大きくなる問題が生じています。また近年在来線では、カーボン系すり板が普及しトロリ線の摩耗が少ない状態が維持されており、電気機関車で使用するすり板についてもトロリ線の摩耗への影響を可能な限り低減することが望まれています。 |