4.バラスト軌道の動的挙動現場測定法と解析法 | |||||
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バラスト軌道に関する軌道破壊現象にはまくらぎ下面圧力と道床振動加速度の2つが大きく影響すると考えられています。しかし、従来、これらは物理量として高精度の測定ができませんでした。そこで、超薄型の動荷重センサをまくらぎ下面に多数敷き詰めたセンシングまくらぎを開発しました(図1)。また、三軸加速度センサ2組を内蔵し、バラスト砕石がどのような方向を向いても、砕石の動きを測定できるセンシングストーンを開発しました(図2)。センシングまくらぎは、まくらぎとバラスト砕石との接触状態の改善効果の評価に、センシングストーンは、バラスト軌道の保守低減対策の評価に役立ちます。
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