4.風洞実験による車間部空力騒音の抑制技術の開発 | |||||
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新幹線の車体各部からの空力騒音の中で、車間部や台車部における騒音の実態や低減化に対する関心が高まってきています。それらの低減対策を講じるにあたり、騒音の発生箇所をより厳密に捉えるための測定技術として、風洞の開放胴で使用する主流近接型マイクロホンアレイを開発しました(図1)。これによって、従来60mm程度だった位置同定精度が10mm以下に改善し、縮尺風洞模型の車間部のような狭小な領域に対しても、音源分布の様子を詳細に把握することが可能となりました。 |