鉄道向け衛星測位シミュレータ

概説

開発成果品写真

GPS測位は4機以上の衛星からの電波を必要としますが、鉄道では沿線の地形や建物等による遮蔽が懸念されます。本シミュレータは、路線測量データ(軌道中心)、2mグリッドの細密地形データ(標高)等の三次元空間情報および連携する衛星軌道運行シミュレーション用ソフトウェアから得られる衛星配置情報に基づいて、測位衛星の可視性判定を行い、GPS応用システムの導入線区における衛星測位の利用可能性を評価します。シミュレーション結果はカンマ区切りのテキストデータで出力されるため、Excel等で自由に集計できます。路線上の定点観測に相当する衛星測位の利用可能性評価が計算機上で容易に行えるため、GPS応用システムの導入等を支援できます。

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