緊急地震速報活用早期地震警報システム

概説

開発成果品写真

地震発生時に鉄道の安全を確保することを目的として、気象庁が配信している緊急地震速報を利用した早期地震防災システムを実用化しました。システムの特徴としては、専用線等により気象庁(気象業務支援センター)から緊急地震速報を受信し、その地震諸元情報からM-Δ法や震度推定により、運転規制が必要と判断した線区を表示できることや、緊急地震速報の受信、電文解釈、運転規制範囲の特定等の各機能をモジュール化し、機能変更が容易であることなどが挙げられます。この技術を利用した地震防災システムが、複数の鉄道事業者で導入されています。

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