信号技術研究部

Signalling & Operation Systems Technology Division

信号技術研究部の概要

信号技術研究部は「信号システム」「列車制御システム」「運転システム」の3研究室で構成されます。信号保安システム、無線式列車制御システム、自動運転などに関する研究開発、それらのシステム構築支援や安全性評価、そして輸送計画、運転整理などに関する研究開発や技術支援を通じて、鉄道の安全性、信頼性、利便性、そして省エネルギー化の向上に寄与することを目指して活動しています。

信号技術研究部の紹介

デジタル技術による鉄道システムの革新を目指し、特に列車運行の自動化や自律化等に資する研究開発の中核を担う研究部として、2022年4月1日付けで新設されました。
信号技術研究部は、列車ダイヤや列車運用に代表される運行計画の作成と実施、そして安全安定輸送を支える基盤である信号保安システムや列車制御システムに関する技術分野の研究開発に取り組んでいます。
ICTをはじめとするデジタル技術の進展に伴い、それら技術の活用により、さらに安全かつ高度な列車の運行制御の実現が期待されています。これまで培ってきた鉄道の安全や運行に関する固有技術に最新のデジタル技術を融合させ、現状の課題の早期解決を図るとともに、既存の概念にとらわれない革新的な鉄道システムの構築を目指しています。

信号技術研究部長 新井英樹

研究室と担当分野

信号システム研究室

軌道回路、ATS/ATC、転てつ機等といった信号保安設備の研究開発、信号保安設備の安全性評価や故障の原因解明、新型車両の信号保安設備に対する誘導障害の評価等を担当しています。

列車制御システム研究室

新しい技術を活用した列車制御システムや信号保安設備の設計支援技術に関する研究開発、信号保安設備の安全性評価等を担当しています。

運転システム研究室

鉄道の輸送関係業務に対する各種システム・アルゴリズムに関する研究開発、および、輸送の乱れ・混雑・旅客流動などに関する調査分析手法に関する研究開発を担当しています。