鋼直5形レール締結装置

鋼橋の桁上に直接締結する方式の締結装置として、従来と比較して構造が簡易で絶縁性能に優れた締結構造を開発しました。

1.はじめに

鋼橋の軌道桁に直接締結する方式の締結装置として、鋼直Ⅱ形レール締結装置があります。しかし、構造が複雑で管理が難しい上、ボルトの緩みや脱落が発生し易く、軌道短絡の恐れがあります。そこで、絶縁性能を向上したEB材付軌道パットの採用やレール押え構造の改良により、鋼直5形レール締結装置を開発しました。

2.開発品の構造

本レール締結装置は、絶縁押え具を用いてレールを押える構造としたため、板ばねを介した短絡を防止できます。また、鋼直Ⅱ形レール締結装置に比べ全体の部品点数を削減することで、管理を容易にしました。

軌道パッドについては、従来と同等のふく進抵抗力と耐久性を有する鋼板を用いない軌道パッド(EB材付軌道パット)を開発し、絶縁性能を向上させました。本軌道パッドは、鋼直5形レール締結装置以外の直結軌道用レール締結装置においても、鋼板付軌道パッドの代替として使用可能です。

図1 鋼直5形レール締結装置
図2 鋼直5形レール締結装置の構成
図3 EB材付軌道パット
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