第384回 鉄道総研月例発表会
| 日時 | 2026年11月13日(金) 13:30~16:45 |
|---|---|
| 場所 | 日本工業倶楽部会館2階 大会堂 |
| 主題 | 特別セミナー 鉄道におけるAI活用の進展と課題 — 安全・安定運行への活用に向けて — |
プログラムと発表内容
入場無料です。
受付は12:30から開始いたします。
ご聴講は事前登録制です。ご来場の際には参加証をご持参ください。
定員になり次第締め切らせていただきますので、お早めにご登録ください。
事前登録期間:2026年10月13日(火)10時から11月11日(水)12時まで
近年、AIの性能が劇的に向上し、各産業界において実務での本格的・積極的な導入が進んでいる。特に人材不足の影響が深刻化しているシステム・設備等のオペレーションやメンテナンスの分野では、これまで人間が目視によって行ってきた診断・判断を、画像+AIによって自動化する取り組みが急速に進められている。
しかし、実務に活用するAIの開発には必須の学習データを十分に確保できる環境や、標準的な性能評価方法、AIが判断を誤った際の原因究明や説明手法などは十分に確立されておらず、安全性に対する懸念や社会的責任の所在に関する課題が顕在化している。このため、鉄道に限らず他の産業分野においても、クリティカルな業務へのAI活用は未だ限定的である。
今後、安全が強く求められる分野においてAIを活用していくためには、カメラなどのセンサーの性能向上に加え、AIの性能向上に欠かせない学習データの共有基盤と、判断ミス発生時の要因を分析して対策を提示できる技術と枠組みを、鉄道業界全体として構築していくことが望まれる。
そこで今回の月例発表会は、基調講演として名古屋大学 出口准教授にご講演いただくと共に、鉄道総研の研究発表や部外パネリストをお迎えしたパネルディスカッションを通じて、AI活用技術の最新動向と安全に関わる業務への適用に関する取り組みを共有し、今後の鉄道における安全関連業務へのAI活用に向けた研究開発の方向性について議論する。
関係研究部 情報通信技術研究部
- 発表者
- 専務理事 曽我部 正道
- 発表者
- 名古屋大学 情報学研究科 准教授 出口 大輔 様
列車前方監視の現状と課題を整理して示したうえで、鉄道総研における関連技術の研究開発事例を紹介する。
- 発表者
- 情報通信技術研究部 画像・AI研究室 主任研究員 向嶋 宏記
AIを活用した検知システム等の開発における現車試験等をCGシミュレーションにより代替する手法と、3次元線路空間の構築技術を紹介する。
- 発表者
- 情報通信技術研究部 画像・AI研究室 主任研究員 糸井 謙介
鉄道業界におけるAI活用への期待感とその課題を、「開発段階~導入前」と「導入後」で整理し、業界全体として取り組むべき課題を提示する。
- 発表者
- 情報通信技術研究部 画像・AI研究室 研究室長 長峯 望
【パネリスト】
名古屋大学 情報学研究科 准教授 出口 大輔 様
東日本旅客鉄道株式会社 JR東日本研究開発センター マネージャー 青盛 泰憲 様
東急電鉄株式会社 イノベーション推進課 課長 堀江 宏明 様
情報通信技術研究部 画像・AI研究室 研究室長 長峯 望
【モデレーター】
情報通信技術研究部 研究部長 平井 力
司会:深澤 紀子(情報通信技術研究部 情報解析研究室 研究室長)
都合により、プログラム(タイトル、発表順など)を変更することがあります。
- 会場内のビデオ・写真・レコーダ等による撮影および録音等はご遠慮ください。
